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大江千里



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大江千里

秋唄

Lyricist:大江千里
Composer:大江千里

秋よ 秋の秋みだれし日 きみは夏を胸に抱いて
秋の空の鱗雲だね きみの目に光るさざ波よ

蚊帳をとった日 裏庭に出て真似をして指笛吹いた
プールにバタアシで 最後の蝉の声聞いた
手紙を書こう 一度会った友達に
あいかわらず忙しく 同じ自分を生きてます

秋よ 秋の陽は短くて ペダルこげば風が冷たい
線路沿いを何処まで行けば 誰かにばったり会えるかな

今年は柿の実が大きいと 洗濯する手をふと止めて
乾かないシーツ越しに 物干し台の母が言った
バイトをぬけて 時間がぽっかりあいた
ちょっと人恋しくて ため息なんかついちゃって

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秋よ 秋の秋みだれし日 冷たいコーヒー鼻にしみて
テストの時期にかぎって いつも夜明けまでラジオを聞いてます

きみの住んでいる 街に向かうバスを見て
ちょっと人恋しくて ため息なんかついちゃって

秋よ 秋の秋みだれし日 きみは夏を胸に抱いて
秋の空の鱗雲だね きみの目に光るさざ波よ

「白線までお下がりください」 知らない声に胸が踊る
空が急に赤くなったら せつなさが前より募ります
少しだけ何かが変わります

秋よ 秋の秋みだれし日 きみは夏を胸に抱いて
秋の空の鱗雲だね きみの目に光るさざ波よ
きみの目に秋がみだれし日